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2009年07月17日

見ーつけたっ!!

盛りを迎えたと思うのもつかの間に散ってしまう花、といって
真っ先に思い浮かべるのは桜の花だろうと思いますが・・・・


箱根の国立公園内に群生するヒメシャラも
花をつけたと思うのもつかの間に散ってしまうんです。

白い小さな花をつけるのですが、
僅か一週間ほどで落ちてしまうのです。
しかし、盛りが短いからこそ、是非見たい!と思うのもまた常のことではないでしょうか。


私も、ポーラ美術館の周りにあるヒメシャラが花をつけるのを絶対に見たい!
と思っていたのですが。
梅雨の季節の雨続きの天候ばかりに気をとられ、
ヒメシャラの可憐な花のことをすっかり忘れてしまっていました。


あーーーーーーー!なんてことだ!!
7月の初旬にヒメシャラは花をつけるのです。
もう、終わってしまっているだろうと、花を探したのですが、やはり見当たらず。


でもやっぱり見たい!と思い、首が痛くなりながらも、探しました・・・



そしたら、







あったーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!










やっと見つけて嬉しかったので、少し違うカットでもう一枚(笑)











ところでヒメシャラってなーに??
とお思いになる方もたくさんいらっしゃると思います。



ということで、ヒメシャラ、とは??

ツバキ科の落葉樹で箱根のヒメシャラは神奈川県の天然記念物にも指定されています。
その木肌は赤褐色をしており、美しい光沢があります。
若い木はまだ灰色の木肌なのですが、樹齢を重ねるにつれ、
ヒメシャラ独特の特徴が表れてくるのです。
花を咲かせていなくても、林の中でもパッと目を引く木です。






こんな木です◎






木肌がわかりにくいので、少し寄ってみます・・・・
雨に濡れるとこの赤褐色がまた少し濃く見え、趣があるんです。









綺麗な木ですよね??名前も素敵なんです。漢字で書くと〈姫沙羅〉
姫、という字がつくのがとてもわかる気がします。
箱根にいらした際はぜひぜひ〈姫沙羅〉にご注目を♪






  


Posted by paf at 15:41 Comments( 2 ) 自然情報